生きがい

ドラマの見方が変わりました!

ドラマの撮影現場を経験しました。

① ドラマはエネルギーの集約
たった5秒のシーンにも、
ものすごい人数と資材と
お金と時間が投入されているのです。
俳優はもちろんのこと
数多くのエキストラ、
数多くのスタッフが集中して
リハーサルから演技、本番、撮り直し
それを何度も繰り返します。
ものすごい労力と時間
資金と資材と準備の上に
成り立っているのです。

② 主役の俳優はまさにスター
キラキラと本当に輝いています。
ドラマの主役に選ばれるということは
まさにその時代を代表する
一番輝いている人々が選ばれるのです。
若く、美しく、弾んでいます。
オーラを感じます。
希望を感じます。
自分にも元気が湧いてくる気がします。
まさにそれこそがスターという存在なのでしょう。

③ カメラマンはカッコ良い!
ドラマを切り取るアーティストの頂点です。
どんな演技もカメラに写って初めて生きるのです。
それを決めるのは、カメラマンの腕次第です。
どのアングルからどのように切り取るのか?
センスが問われます。
何人ものアシスタントを仕切って
カメラを自在にスムーズに動かして
映像をつくりあげる
まさに芸術家です。

④ 監督はすべてを仕切る帝王
撮影現場において、すべてを仕切るのは監督(ディレクター)です。
この人が「OK」といわない限り
撮影は何度でもやり直しです。
この人が来ると、
現場は一瞬でピリピリします。
でも、独特の風格があります。
安心感があります。
この人についてゆけば大丈夫
というオーラを感じます。
すごい存在感です。

⑤ みんなでつくりあげる一体感
ドラマの撮影はものすごい人数の協力で初めて可能になります。
監督の下には何人ものアシスタントディレクター(AD)がいて
手分けしてドラマをつくりあげます。
ロケ現場にはまず大道具、小道具などの準備が入ります。
撮影には数台のカメラはもちろん
そのカメラの助手が何人もつきます。
さらに照明係や音声係が何人もそろいます。
主役にはヘアメイクやアシスタントが付きます。
記録係や進行係もいます。
エキストラやそのマネージャーなども見守ります。
現場では100人を超える人間が集まることも日常茶飯事です。
そのみんなが監督の「OK」という一言を目指して
一体となります。
何度もの撮り直しの果てに
「OK」をもらった時の達成感は最高です。

私にとっては、
ドラマの撮影自体が「ドラマ」でした。
皆がドラマをつくりあげるという
ミッションにやりがいを感じて
一体となってつくりあげている。
そんな現場に参加できて最高でした!