株を買うときのルールとは?
「株を買ってみよう」
と提案しましたが、
どんな株を買ったらよいかわからない
という方も多いと思います。
いざ買うとなると、
何を基準に買えばよいのか
むずかしいですよね。
まずは、食料品とか生活用品など
身近な企業の中から
自分にとって、好感が持てる
企業や商品をイメージして
候補を書き出してみましょう。
「好感が持てる」ということは
魅力があるということです。
企業やその商品に魅力があるということは
魅力を生み出す「すぐれたビジネスモデル」
につながります。
株というのは、
「すぐれたビジネスモデル」の将来性に
資金を投じることです。
したがって、次にすることは
書き出した企業のもつ
「すぐれたビジネスモデル」を
具体的に分析することです。
ウォーレン・バフェット氏によると
最高のビジネスモデルは
「皆が渡りたい有料の橋」です。
その橋を皆が渡りたいので、たくさんの人が渡ります。
たくさんの人が渡れば、たくさんのお金が入ります。
その橋以外に、対岸に渡る方法がないので、
いつまでもお金が入り続けます。
つまり、長く儲かり続けるのです。
そういうビジネスモデルを見つけたら
その会社の株価が下がった時に買う
これが、投資のルールなのです。
ウォーレン・バフェット氏のルールを具体的に列記すると、
① 自分が理解できるビジネスモデル
どんなに儲かっていても、自分が理解できないことには投資をしない
② すぐれたビジネスモデル
皆が利用したい魅力、価値があるか
③ 高い参入障壁、まねのできない独自性
橋のように、他に渡る方法がない、圧倒的な独自性や独占力があるか
④ 長期的に成長が見込める
ビジネスモデルの賞味期限や独占力は安定的に長く続くものか
⑤ 自己資本比率が高い
借金が少ない企業は、景気の荒波やトレンドの変化にも耐えられる
⑥ 株価が本来価値よりも割安
株価は波のように変動するが、本来価値より下がりすぎた時が買い時
これらのルールを実践すれば、
成功する投資に一歩近づけるのではないでしょうか。