「株価」との付き合い方
一度株を買うと、
買った企業のことが気になると思います。
事業内容や、業績の動向、新製品の発表、
ニュースや不祥事など
あらゆることが株価に関係してくるからです。
その企業の業界の動向も
株価に影響してきます。
そうやって、自分の持ち株を通して
その業界や、日本経済の動向にも
様々な興味がわいてきます。
それこそが、株を持つメリットなのです。
日本経済新聞の読み方も違ってきます。
スポーツニュースを見るより、
テレビ東京のワールドビジネスサテライトが
おもしろくなってきます。
四季報を買って読んでみる、
企業の財務比率に注目してみる
そういった興味や行動は、
上司やお客様との会話にも活きてきます。
あなたの知識や判断力を
レベルアップしてくれるに違いありません。
株を買うという行動をきっかけとして
視野が広がるというのは
そういうことを言うのです。
不思議なことに、
悪い材料が発表されたのに、
株価が上昇を始めることがあります。
これがいわゆる、「悪材料出尽くし」です。
悪い流れが打ち止めになって、
最悪のニュースをきっかけにして
株価が反転することもあるのです。
その逆で、
今まで上がり続けてきた株が
さらに良いニュースや提灯記事をきっかけに
下がり始めることがあります。
株価というのは、
本当に水ものです。
多くの人が買いたいと思う時が、
実は売り時なのかもしれません。