ワイン

「ワイン」を飲む理由

ワインを飲む理由は3つあります。

① 酒税が安い
酒税の分類では、ワインは「果実酒」となり、
税率が一番低くなっています。
財務省のホームページによりますと、
購入額に対する酒税の負担率が
ビールは45%に対し、
ワインは17.5%とかなり低めです。
所得を100%補足され、
税金を源泉徴収されているサラリーマンとしては
税率の少しでも安いお酒を選好しても
バチは当たらないと思います。

② 健康に良いといわれている
ワインは、体に良い「ポリフェノール」が多く含まれていて
抗酸化作用があるといわれています。
ワインのアルコール換算カロリーは
ビールの3分の1、清酒の2分の1とのことです。
肥満やカロリーの取りすぎには気をつけたいものです。
赤ワインをよく飲むフランスでは、
他の欧米諸国と同様に、脂肪の摂取量が多いのに
動脈硬化の患者が際立って少ないという
いわゆる「フレンチ・パラドックス」も有名です。

③ 美味い
実は、これが一番の理由です。
とはいえ、すべてのワインが美味しいわけではありません。
そこに、「美味しいワインを探す」という楽しみ
「美味しいワインに出会う」という喜びが存在するのです。

ワインは奥が深いです。
歴史や産地、品種、収穫年の天候、つくり手だけでなく、
熟成度、保存状態、デキャンタージュ、グラスの形状、
そして合わせる料理など、奥深さには限りがありません。
しかしながら、本当に重要なことは、ただ一つ
「美味しい」と感じるかどうかです。

と、言いたいところですが、
それだけでは終わりません。
ワインボトルの750mlという1本の容量は、
実は、二人で飲むのにちょうどよいサイズなのだそうです。

したがって、
「二人で飲んで美味しいと感じられるかどうか」
が、大切なのです。

つまり、ワインは、
「相手を思いやる酒」なのです。

そういう意味では、
「なにを飲むか」の前に
「だれと飲むか」
が一番の問題となるのではないでしょうか?