群馬県の四万温泉にある温泉宿です
創業元禄7年
日本最古の木造湯宿建築をほこる宿で
映画「千と千尋の神隠し」の舞台となった
湯屋のモデルとして知られています。
本館 元禄4年(1691年)
山荘 昭和11年(1936年)
佳松亭 昭和61年(1986年)
と3つの建物から構成され、
各建物をつなぐ
廊下や通路もまた歴史を感じさせます。
この宿の魅力は、
実際に泊まってみないとわからないでしょうが、
① 温泉のルーツと歴史にふれられる
「元禄の湯」とよばれる大浴場は
昭和5年(1930年)に建てられたとのことで、
歴史を感じさせてくれます。
中には、お風呂のルーツといわれる「蒸し湯」という
サウナのようなめずらしい風呂も設置されています。
② 建物に風情がある
どの建物も歴史と風情を感じさせてくれます
特に、「元禄の湯」には「大正浪漫」を感じます。
内装は「ロマネスク建築」という
アンティーク調のタイルとアーチ窓が特徴です。
また、建物をつなぐ「浪漫のトンネル」は
「千と千尋の神隠し」に出てくるトンネルの
モチーフになったといわれています。
③ 温泉が良い
温泉がとてもよいのです。
日本三大胃腸病の名湯とのことですが、
肌にやさしく、何度でも入れます。
特に露天ぶろ付きの部屋に泊まると
一日に何度でも、好きなときに入れます。
朝の目覚めのひと風呂は
最高の贅沢です。
④ 食事が良い
料理には力を入れています、
変化にとんだ和食のフルコースを
一つひとつていねいに出してくれます。
非日常性を堪能させてくれます。
また、日本酒に合うのです。
⑤ 美しい「四万ブルー」を堪能できる
近くの奥四万ダムにせき止められた
奥四万湖は水の色が不思議な青色です。
アロフェンなどの微粒子を含むことにより、
青い光が散乱・反射するためといわれています。
幻想的なコバルトブルー色が基調で、
季節や天候、光の加減や時間帯によって変化します。
インディゴブルー、ティファニーブルー、スカイブルー
どのブルーに出会えるでしょうか