私の経歴

私の経歴(その1)

経理部門

<会計は全ての事業の基本知識>

私の会社員人生の最初の数年間を、
経理部門でスタートさせてもらったことは、
今思えば、とてもラッキーなことでした。

なぜなら、
すべての株式会社は利益を最大化すること
を目的に活動しており、
その生み出した利益を測定する手段が
会計だからです。

従って、どんな小さな会社でも、
経営者にとって会計の知識は必須です。
また、管理者のレベルになったとき、
会計の知識があれば
経営者の意図を理解するのにとても役立ちます。

そのように重要な会計の知識ですが、
かなり学習範囲が広くて、
細かく奥が深いのです。
従って、頭が柔軟で理解力がある、
若いうちに経験しておいたほうが
絶対にお得です。

一般的に経理部門というのは、
地味で目立たず、
ケチで人付き合いの悪い部門
と思われがちです。

しかしながら、
私のかつていた会社では
そんなことはありませんでした。

皆飲みっぷりが良く、
普段の飲み会の他に年2回も、
「腰を据えて酒を飲むための職場旅行」
に出かける部署でした。

職場旅行では、
行きの列車内で飲み始めて、
旅館に着いて入浴後に宴会、
終わって二次会、三次会、
翌日の朝食で迎え酒。
というように、とことん飲みます。
おかげさまで酒には強くなりました。

<会計士の接待は貴重な経験>

また、若くても会計士のお供をして
支店を訪問するという機会が与えられました。
昼間は会計士と知的な会話をしながら旅行をし、
支店の監査に同行して
会計上の重要事項の勉強をし、
夜には交流会のお供をするというものです。
大人の接待、大人の会話というものを
大いに勉強することができました。
今でも感謝しています。