生きがい

伊勢神宮

一度は訪れたい日本の聖地

何年か前に伊勢神宮をお参りするツアーに参加しました。
神社は、緑の美しい木々に囲まれた、広大で
静かで、心が洗われるような場所です。

伊勢神宮は、正宮・別宮をはじめ125宮社の総称とのことです。
そのすべてをもれなくお参りすることはほぼ不可能でしょう。
しかしながら、日本人として
日本の神様の総本山ともいうべき
伊勢神宮は、一度は見てみたいものです。

まずは二見の海岸を訪れるのが順序とのことです。
二見は、しめ縄で結ばれた大小2つの岩からなる夫婦岩や
二見興玉神社があるエリアです。

次は伊勢神宮の外宮(豊受大神宮)を訪れます。
ご祭神は食と産業の神様・豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。

そして最後に伊勢神宮の内宮(皇大神宮)を参拝します。
ご祭神は国民の総氏神とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。

したがって、とても一日では回りきれません。
時間はゆっくりとって
心をおちつけて、
静かな気持ちで参拝したいものです。

参拝には作法があります
一般的に二礼、二拍手、一礼が神社の参拝作法です。

1.神様の前で姿勢を正します。
2.背中が平らになる「拝」という深いお辞儀を2回します。
3.胸の高さで手を合わせた後、右手指先を少し下にずらします。
4.肩幅ほど手を広げて、2回「柏手」を打ちます。
5.指先の位置を元に戻し「感謝の心」でもう一度深いお辞儀をします。

あと、橋を渡るときや鳥居をくぐるときには、真ん中を歩かないで
端の方を歩くよう気を付けましょう!
真ん中は神様の通り道とのことです。

参拝が終わったあとには、「おかげ横丁」を訪れます。

「おかげ横丁」は内宮鳥居のすぐ横にある街です。
お土産や食べ歩き用グルメのお店などがあって、
「おかげ参り」ブームが起こった江戸から明治期の
レトロで趣のある町並みを再現しています。
赤福や伊勢うどん、豚捨などの
「お伊勢さん」ならではのお店がたくさんあります。

このような、「お参り文化」ともいうべきものを
ひとつの文化遺産として、
楽しみながらめぐるのも
伊勢神宮の参拝ではないでしょうか?