生きがい

エキストラをやるときの注意事項

エキストラの仕事にはルールがあります。

撮影現場は常に時間との戦いです。
放映日の前日に撮り直しを撮影したケースもあるそうです。
したがって皆さん常に神経がピリピリしています。

ルールを守るのは、
迷惑をかけず、
少しでも順調に撮影を終わらせるためです。
それを邪魔するような行為は許されません。

<注意事項>
●集合時刻の30分前に集合
説明では、集合時刻の15分前に集合するよう言われますが、
マネージャーややる気のある人は30分前には来ます。
それらの人とコミュニケーションをとることは財産になります。
役に立つ知識や、的確なアドバイスがもらえます。

●服は予備を豊富に
シーンによって、エキストラは服を変える必要があります。
しかもその場の状況にマッチした服に。
そのための服を数着持参します。
季節や、ドラマの設定に配慮して、
ディレクターからOKをもらえるような
服装を自分で推理して用意します。
これにはセンスが必要になります。
一発でOKがもらえると
うれしいものです。

●服装についてのNG
・ロゴ入りは絶対ダメ(番組提供上)
キャラクター製品や大きいブランドロゴが入った服装・カバンはダメ
・蛍光色や原色はダメ(目立っちゃダメ)
・モノトーン(白・黒)は原則ダメ(目立っちゃダメ)
・ボーダー(横しま)はダメ(目立っちゃダメ)
・ジーンズは原則ダメ(スタッフと区別できない)
・季節の指定に合わない服はダメ(当然です)
・新品感はNGの場合あり(着古し感、生活感が求められます)

●撮影に関する内容や情報は秘密厳守
撮影に関する内容や情報を一切漏らしてはいけません。
ロケ中にスマホで撮影すると即クビです。
SNSやブログで公開することは厳禁です。
さらに事務所にも迷惑がかかります。

●出演者に声をかける、サインをねだる、記念撮影は絶対ダメ
熱い視線を送ってもダメ。
当然ですね。

●健康管理が大切
エキストラの条件第一は健康なことです。
病気があると、
本人の容姿に影響するだけでなく、
周囲への感染リスクも懸念されます
スタッフの中に感染症が発生すると
制作自体がストップしてしまいます。
十分な演技をするためにも
まず健康が維持できなければ話になりません。
特にエキストラは、
立ったままの演技や
長時間の待ち時間など
我慢することが多いです。
まずは健康が最低条件です。

●持ち物
・マスク(コロナ対策)予備も
・マイ体温計(コロナ対策)
・眼鏡(変装用)
・帽子(変装用)
・手鏡(顔のチェック用)
・くし(整髪用)
・折り畳みカサ(雨対策)
・筆記具(メモ用)
・タオル(汗拭き、雨拭き等)
・ティシュペーパー(汚れ落とし)
・ペットボトル(熱中症対策)
・ウイダーインゼリー(空腹対策)