生きがい

エキストラの残念なところ

エキストラは良いことばかりではありません

ドラマに出演するというのは一見かっこいいですが
実態はそんな気楽なものではありません。
マイナス面もかなりあります。

●ギャラは少ない
正直1日拘束されてもそんなに大きな金額はもらえません。
他に生活費をまかなえる収入がないと厳しいです。

●交通費は支給されない
一般的に東京23区内の仕事では交通費は支給されません。
地方ロケは都内に集合してロケバスで移動となります。
23区外に自費で行く場合のみ別途支給となります。

●衣装は自分持ち
エキストラは服を何パターンか持参する必要があります。
シーンごとに別の通行人を演じるためなのです。
ルールに従った衣装を自分で準備しなければなりません。

●拘束時間が長い
ドラマの撮影というのはものすごく時間がかかります。
準備をして、リハーサルをして、本番を何テイクも撮影して
またやり直してと納得がいくまで続くので長いです。

●待ち時間が多い
1つのシーンの撮影に時間がかかるために、
そのシーンに関係ない人は延々と待たなければなりません。
ゆえに拘束時間のほとんどが「待ち時間」となるのです。

●劣悪な環境
夏場の暑さ、つゆどきの雨と湿気、冬の寒さなど
屋外の撮影は過酷な条件が重なるそうです。
しかも立ちっぱなしや吹きっさらしは当たり前とのことです。

●自分が写る時間はほとんどない
大変苦労して撮影が終わったとしても、
カメラの位置や編集で、自分の出番はカットされてしまいます。
エキストラはあくまでも背景であり、その他大勢なのです。

どうですか?
結構しんどい仕事だとわかりましたか?
世の中甘くはありません。

※あくまでも個人的な感想です。